“砂子塗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すなごぬ50.0%
すなごぬり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樵夫そまとも浪人ともつかない侍が、その砂子塗すなごぬりの女駕を取りまいて、のどかに煙草をふかしていますが、駕は無紋、付人は異様な郷士?
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吉宗は潤達かったつに、「目出度い」と辞をうけてから、ここ約半年あまり引籠っていた義通に、その病状などをたずねておりましたが、ふと彼のたずさえて来た、砂子塗すなごぬりの立派な箱へ
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)