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睚
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まなじり
ふりがな文庫
“
睚
(
まなじり
)” の例文
井上半十郎は縛られたまま、縁の上ににじり上って、涙を含んだ悲憤の
睚
(
まなじり
)
を裂きました。
江戸の火術
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
賄賂を出した者も出さない者も、田沼に引立てられた者も退けられた者も、田沼の悪の代弁者と思われた秋月九十郎に対しては、
睚
(
まなじり
)
を決し、拳を握り、その肉をさえ
喰
(
くら
)
わんとひしめき合ったのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:04 枕の妖異
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
睚
漢検1級
部首:⽬
13画
“睚”を含む語句
睚眦
睚眥