真尾坂みおざか)” の例文
仁安三年の秋には、あしの花散る難波なにわて、須磨・明石の浦ふく汐風を身にしみじみと感じながら、旅をつづけて四国にわたり、讃岐さぬき真尾坂みおざかの林というところに、しばらく逗留することにした。