眞面目しんめんぼく)” の例文
新字:真面目
しかし壽阿彌の生活の全體、特にその僧侶そうりよとしての生活が、たゞに滑稽のみでなかつたことは、活きた典據に由つて證せられる。少時の刀自の目に映じた壽阿彌は眞面目しんめんぼくの僧侶である。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)