“相模守彦直”の読み方と例文
読み方割合
さがみのかみよしなお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
既にして弘庵は土浦侯土屋相模守彦直さがみのかみよしなおの知遇をこうむり、その世子寅直のために経書を講じた。天保九年戊戌十二月世子の封をぐに及んで賓師となって土浦に赴き一藩の政務にあずかった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)