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直衣
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ちよつき
ふりがな文庫
“
直衣
(
ちよつき
)” の例文
小川家の
離室
(
はなれ
)
には、画家の吉野と信吾とが相対してゐる。吉野は三十分許り前に盛岡から帰つて来た所で、上衣を脱ぎ、白綾の夏
直衣
(
ちよつき
)
の、その
鈕
(
ボタン
)
まで
脱
(
はづ
)
して、
胡坐
(
あぐら
)
をかいた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“直衣”の解説
直衣(のうし、なおし)は、平安時代以降の天皇、皇太子、親王、および公家の平常服。
外見上は衣冠とほとんど同じであるが、「直(ただ)の衣」の意味より平常服とされ、色目・紋様も自由であった。成人前の若年者は「童直衣(わらわ)」を着用した。
(出典:Wikipedia)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“直衣”で始まる語句
直衣姿
直衣袴
直衣狩衣