“直衣狩衣”の読み方と例文
読み方割合
のうしかりぎぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸の都が、茫々として無人の原であった時分に、このあたりは、直衣狩衣のうしかりぎぬ若殿わかとのばらが、さんざめかして通ったところである。源頼朝はここへ二十万騎の兵を集めたそうな。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)