直江志津なほえしづ)” の例文
もとより柔弱なる兄等二人の及ぶ処に非ず。一年ひとゝせ、御城内の武道試合に十人を抜きて、君侯の御佩刀みはかせ直江志津なほえしづの大小を拝領し、鬼三郎の名いよ/\藩内に振ひ輝きぬ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)