“白痴:うつ” の例文
“白痴:うつ”を含む作品の著者(上位)作品数
国枝史郎1
“白痴:うつ”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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返答を聞きたいと云われるなら甚五衛門しかと申し上げるによって、忘れずに殿に申し伝えられい――我らが主人義明公は、本来馬鹿者ではござらぬが魔性の女に魅入られて近来白痴うつけになり申した。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それを再び使者をもって我らに強制なされようとはいよいよもって白痴うつけな振る舞い。ただただ呆れるばかりでござる。『きみ臣を視ること犬馬の如くんば臣君をみること国人の如し』と既に孟子も申しておる。されば我らも義明公を主君と思わぬばかりでなく仇敵の如く思いおる。仇敵に仕える汝ら二人、首打ち落とすが本来なれど上使と名乗る名に免じて一命だけは助けてくれよう。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)