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瘁
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やつ
ふりがな文庫
“
瘁
(
やつ
)” の例文
始終の
憂
(
うき
)
に
瘁
(
やつ
)
れたる宮は決して
美
(
うつくし
)
き色を減ぜざりしよ。彼がその美しさを変へざる限は夫の愛は
虧
(
か
)
くべきにあらざりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
藤「伯母様、藤原喜代之助でござる、お萓も一緒に、分りましたか、大層お
瘁
(
やつ
)
れ……」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
別人と見るまでに彼の浅ましく
瘁
(
やつ
)
れたる
面
(
おもて
)
を
矚
(
まも
)
りて、譲介は涙の落つるを覚えず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
瘁
漢検1級
部首:⽧
13画
“瘁”を含む語句
尽瘁
殛瘁
焦瘁
面瘁