痴呆性ちほうしょう)” の例文
打ったのが二度とも脳であったから、気がついてもこの男は痴呆性ちほうしょうになるのではないかと考え、ひと思いに殺したよりも罪なわざをしたものだと、つらつら眺め入っている。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)