病気引びやうきびき)” の例文
平八郎の母の兄、東組与力大西与五郎おほにしよごらう病気引びやうきびきをしてゐる所へ使つかひつて、をひ平八郎に切腹させるか、刺し違へて死ぬるかのうちを選べと云はせたのが三つである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)