疇昔むかし)” の例文
「知らぬ疇昔むかしは是非もなけれど、かくわが親に仇敵あること、承はりて知る上は、もだして過すは本意ならず、それにつき、ここ一件ひとつの願ひあり、聞入れてたびてんや」
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
それが茫々たる なん千年の疇昔むかしのこと
(新字旧仮名) / 高祖保(著)