甲馬おまもり)” の例文
そして呉用、宋江の二大将から托命の仔細をきくと、彼も、梁山泊りょうざんぱく軍三千の運命を担う一の働きはいまだとして、勇躍、すぐ例の神速法の甲馬おまもりを脚に結い付けてここを出発した。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)