理想家りさうか)” の例文
その隙間すきまは氏が熱情的ねつじやうてき理想家りさうかのやうに見え乍ら、その底に於ては理智がはたらき過ぎるといふ結果けつくわから、周圍しうゐに對してどうしても左顧右眄さこうべんせずには居られないといふところがあるかも知れません。
三作家に就ての感想 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)