“現金(もの)” の例文
珍奇な、天瓜冬の砂糖菓子に小判を潜めて、賄賂(まいない)を贈る風習だった。天瓜冬の砂糖漬といえば、やるほうにも貰うほうにも、菓子のあいだに相当の現金(もの)が挾(はさ)めてある、無言の了解があった。
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)