“玵蔵”の読み方と例文
読み方割合
かんぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若林玵蔵かんぞう、小相英太郎、今村次郎の速記をもって「牡丹燈籠ぼたんどうろう」「安中草三」「塩原多助」「美人の生埋」「粟田口」「乳房榎ちぶさえのき」「江島屋」「英国孝子伝」と相次ぐ名作が、落合芳幾
円朝花火 (新字新仮名) / 正岡容(著)
四年前に発明された速記術がその頃ようやく実際に応用されて若林玵蔵かんぞうの速記した円朝えんちょうの『牡丹燈籠ぼたんどうろう』が出版されてきた口話の実例を示したのが俄に言文一致の機運を早めたのは争えない。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)