玉鉾たまぼこ)” の例文
「三ツ四ツおちし村雨は、つゝみかねたるが涙かな」にて結び、更に「玉鉾たまぼこの道は小暗し、たどりゆく繩手はほそし、松風のかけひの音も、身にしみていとうらかなし、」
夕露にひもとく花は玉鉾たまぼこのたよりに見えしえにこそありけれ
源氏物語:04 夕顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)