猪飼敬所いかいけいしょ)” の例文
弟少年ノトキ斎藤拙堂先生ニ津藩ニ従ヒキ。藩カツテ猪飼敬所いかいけいしょ翁ヲへいス。イクバクモナクシテ亡シ。遺書具ニ存ス。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
毅堂はそれより三年の後弘化元年某月、その齢二十歳の時、先考せんこうの遺命を奉じて伊勢安濃津あのつに赴き、藤堂家の賓師猪飼敬所いかいけいしょについて主として三礼の講義をいていたのである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)