猟奇癖りょうきへき)” の例文
順風耳じゅんぷうじガラッ八の、むことを知らぬ猟奇癖りょうきへきが、とんだところで、とんだ役に立つことは、ずいぶんこれまでも無い例ではなかったのでした。
ただ怖ろしく眺めていたが、そのうちに、わしの猟奇癖りょうきへきが例の夜光の短刀の方へ移って行った
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)