“狺々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎんぎん33.3%
ぎん/\33.3%
わん/\33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一度に狺々ぎんぎんの声をあげながら、見る間に彼を、その生きて動く、なまぐさい毛皮の渦巻うずまきの中へ巻きこんだ。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
あたり圍みて*狺々ぎん/\の聲あぐるのみ、近づかず。
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
吾々が藻西太郎を引立ようとすると狺々わん/\と吠て吾々にくらつこうとするのみか追ても追ても仲々聴ません、実に気の強い犬ですよ
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)