“狒々爺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひひじじい66.7%
ひひおやじ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「板倉屋の狒々爺（ひひじじい）に会いましたよ。でも、大川へ飛込んだのはあの狒々爺のせいで、あっしの知ったことじゃありませんぜ」
銭形平次捕物控：152 棟梁の娘 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
なにがしという赤新聞が強請（ゆすり）に来て、記者の態度があまりに面白くなかったので断りを言ったら、「政界の狒々爺（ひひじじい）」という題で、あること無いことを書いて居たが、しかし
面 (新字新仮名) ／ 富田常雄(著)
町長のサムソノフという狒々爺（ひひおやじ）の小商人に囲われていた、グルーシェンカと結婚するんだ。
カラマゾフの兄弟：01 上 (新字新仮名) ／ フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)