狒々爺ひひじじい)” の例文
「板倉屋の狒々爺ひひじじいに会いましたよ。でも、大川へ飛込んだのはあの狒々爺のせいで、あっしの知ったことじゃありませんぜ」
なにがしという赤新聞が強請ゆすりに来て、記者の態度があまりに面白くなかったので断りを言ったら、「政界の狒々爺ひひじじい」という題で、あること無いことを書いて居たが、しかし
(新字新仮名) / 富田常雄(著)