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狂噪
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きょうそう
ふりがな文庫
“
狂噪
(
きょうそう
)” の例文
彼は、日本婦人の
狂噪
(
きょうそう
)
を軽蔑しながら、そんな大事な物を船室の外へ置いたのが悪い。こっちに責任はないという意味を一息に周囲へ向ってしゃべった。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そういう
狂噪
(
きょうそう
)
の兵を見つけている庶民には、彼方の菊水旗の一群が、ひどく活気のない、弱そうなものに見えた。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万一、
狂噪
(
きょうそう
)
して、どうしても御自身で処決のない場合には、臣下の刃でお首を打つもまたやむをえずと、自分の刀へ、ひそかに、いいきかせていた側臣もあったのだ。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狂
常用漢字
中学
部首:⽝
7画
噪
漢検1級
部首:⼝
16画
“狂噪”で始まる語句
狂噪暴言