爲事せうこと)” の例文
新字:為事
さが野は遠し此處こゝながらの世すて人ともならんは常なれど、憎くき男心におめ/\と秋の色ひとり見て、生ざとりの經佛に爲事せうことなしのあきらめ、夫れも嫌々、とても狂はゞ一世を闇にして
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)