燈籠祀とうろうまつ)” の例文
金褘きんいの三族も、すべて死をこうむった。燈籠祀とうろうまつりのあとは昼もくらく、燃えいぶった宮門禁裡の奥深く、冬木立に群るる寒鴉の声もかなしげだった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)