熱田口あつたぐち)” の例文
織田家を討って、尾張一円を御司権ごしけんの下へ収めるのは今こそでござる。奇兵五千ほどをもって、東部の国境から一途に清洲へお攻めあらば、自分は鳴海なるみ大高おおたかの兵を挙げて熱田口あつたぐちから攻め入りましょう。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)