焼火やけひ)” の例文
半十郎は大筒役組下同心、喜三郎は玉薬奉行属役、どちらも焼火やけひ間詰まづめで、同年の二十五歳である。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
寛永も中頃になって、ようやく御鉄砲玉薬たまぐすり奉行に任官し、高六百石、焼火やけひ間詰まづめになった。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)