無音界むおんかい)” の例文
高音たかねではないが、このすんだ四こう無音界むおんかいには、それが、いつまでもえないほどゆるく流れまわって、すべてのもののねむりをいっそう深くさせるようであった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)