“無慾恬淡”の読み方と例文
読み方割合
むよくてんたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山城守直家やましろのかみなおいえはそんな人間ではない、わしは慥かに名利を捨てて来たし、現にこのとおり山中に隠棲いんせいし、その方などと閑談を楽しんでおる、誰が見ても無慾恬淡むよくてんたんな老農夫ではないか
似而非物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)