炊事夫すいじふ)” の例文
おもな用件は、講師じんの編成とか、助手や炊事夫すいじふその他の使用人の物色ぶっしょくとかいうことにあったらしく、帰ってくるとその人選難をかこつことがしばしばだった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
本館の一部に炊事夫すいじふの家族と給仕の私室があり、なお向こうに空林庵くうりんあんという別棟べつむねの小さな建物があって、そこはここにいる三人の私室になっているので、それだけは除外してもらうことにする。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
炊事夫すいじふ並木夫婦なみきふうふに何かと世話をやいてもらって、入浴をしたり、広間に集まって食事をしたり、各室で大火鉢おおひばちをかこみながら、各地のおみやげを出しあって茶をのんだりするだけのことだった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)