火遠理命ほおりのみこと)” の例文
そのうちに、火遠理命ほおりのみことが海のお宮へ残しておかえりになった、およめさまの豊玉媛とよたまひめが、ある日ふいに海の中から出ていらしって
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
それから、つぎつぎに、火須勢理命ほすせりのみこと火遠理命ほおりのみことというお二方ふたかたがお生まれになりました。火遠理命ほおりのみことはまたの名を日子穂穂出見命ひこほほでみのみことともおび申しました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
末の弟さまの火遠理命ほおりのみことは、これはまた、山でりょうをなさるのがそれはそれはお得意で、しじゅういろんな鳥や獣をどっさりとってお帰りになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)