“火熨”の読み方と例文
読み方割合
ひのし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あら、御廃しなさいよ——わたし、火熨ひのしがいるんだけれども遠慮して取りに行かないんだから」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
朝から支度をして、ナージャ台所でカツレツをつくるやら、ゆで卵をつくるやら、急な洗濯の火熨ひのしをかけるやら、九時頃立った。クワルティーラの二つの部屋をかして、出かけたわけなり。