“火光(ひかげ)” の例文
張り替えたばかりではあるが、朦朧(もうろう)たる行燈(あんどう)の火光(ひかげ)で、二女(ふたり)はじッと顔を見合わせた。小万がにッこりすると吉里もさも嬉(うれ)しそうに笑ッたが、またさも術なそうな色も見えた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)