灘子だんす)” の例文
その一例を上げて見れば、ある白昼のことであったが、警務庁の敏腕の班長が、二人の部下を従えて、繁華な灘子だんす街を歩いていた。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
叫びながら班長は、真白昼まっぴるまの、灘子だんす街の盛り場を一散に、電光のように走るのであった。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)