“瀉利”の読み方と例文
読み方割合
しやり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又上諏訪山中に渋の湯といふあり。はなはだ温ならず。しかれども硫黄りうわうの気強して性熱なり。一口のむときはたちまち瀉利しやりす。松本城下に浅間の湯といふあり。綿の湯と同じ。疝を治す。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)