濁声だくせい)” の例文
旧字:濁聲
室に入れば野人斗酒を酌んで樽を撃ち、皿を割り、四壁に轟く濁声だくせいをあげて叫んで曰く、ザールの首をさかなにせむと。この声を聞かずや、無限の感激はほとばしつて迅雷じんらいの如く四大を響動せんとす。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)