激浪怒濤げきろうどとう)” の例文
我が体力と心力とを増加して一万噸二万噸の大きさにすれば激浪怒濤げきろうどとうの中を平気で乗り廻わせる。世間には往々我が噸数の過少なるをかえりみないでいたずらに風浪の高きをうらむという人がないとも限らん。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)