潰走兵かいそうへい)” の例文
敵の強大に輪をかけて騒ぐのは潰走兵かいそうへいの常ではあるが、一夜、有年うねの高地から赤穂沖の火光をながめた脇屋義助も
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、槍、銃、太刀、ごっちゃにした潰走兵かいそうへいの一かたまりが、秀次の姿をみとめ
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)