“潰走兵”の読み方と例文
読み方割合
かいそうへい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵の強大に輪をかけて騒ぐのは潰走兵かいそうへいの常ではあるが、一夜、有年うねの高地から赤穂沖の火光をながめた脇屋義助も
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、槍、銃、太刀、ごっちゃにした潰走兵かいそうへいの一かたまりが、秀次の姿をみとめ
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)