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潮音
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ちょうおん
ふりがな文庫
“
潮音
(
ちょうおん
)” の例文
ざあ、ざあっ……と断崖の下の
潮音
(
ちょうおん
)
は、親子三人の上に、松の葉を降りこぼした。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし座右にある最近の「アララギ」や「
潮音
(
ちょうおん
)
」その他を手当たり次第に見ていると、中にはほとんど前記の第一例に近いものも、第二例に近いものも、また第三例に近いものもあるが
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
耳には
紀淡
(
きたん
)
の
潮音
(
ちょうおん
)
がきこえてくるような心地もして。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“潮音”の意味
《名詞》
大海の波の音。
仏の説法をする声を波の音に例えたもの。また、慈悲の大きさを表したもの。
(出典:Wiktionary)
潮
常用漢字
小6
部首:⽔
15画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“潮音”で始まる語句
潮音寺
潮音洞