潜心せんしん)” の例文
謙信が独り居室に静坐しているときは、たいがい禅に潜心せんしんしているのだということを常々聞いているので、こよいもと、畏る畏る、はばかったのであった。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
潜心せんしん、自分をつちかって、他日を期しているならよい」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)