潅腸かんちょう)” の例文
看護婦はガアゼで子供の口をぬぐって、薬は筆で飲ませた。最早もう口から飲食のみくいすることもムツカシかった。鶏卵に牛乳を混ぜて、滋養潅腸かんちょうというをした。
芽生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)