満千姫様まちひめさま)” の例文
正面桟敷さじきには大御所様はじめ当の主人の満千姫様まちひめさま、三十六人の愛妾達、姫君若様ズラリと並びそこだけには御簾みすがかけられている。その左はつぼねの席、その右は西丸詰めの諸士達しょさむらいたちの席である。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)