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湛慶
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たんけい
ふりがな文庫
“
湛慶
(
たんけい
)” の例文
その芸術の優秀なことに於て前後を
睥睨
(
へいげい
)
しているのと、案内人が遠慮会釈もなく、「これが有名な東大寺大仏殿の仁王、右が
運慶
(
うんけい
)
、左が
湛慶
(
たんけい
)
——」
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
こいつは驚くでしょう。誰がなんと言ったって、
運慶
(
うんけい
)
とか
湛慶
(
たんけい
)
とかの作といわれるあらたかな不動明王様が、金貸を
銭形平次捕物控:130 仏敵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
こいつは驚くでせう。誰が何んと言つたつて、
運慶
(
うんけい
)
とか
湛慶
(
たんけい
)
とかの作といはれるあらたかな不動明王樣が、金貸を
銭形平次捕物控:130 仏敵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
不動堂の本尊が運慶とか
湛慶
(
たんけい
)
とかの作で、望み手があれば千兩にもなると教へるものがあつて、叶屋重三郎は證文を
楯
(
たて
)
に不動堂に押しかけ、海念坊が額を敷石に叩き、血の涙で頼むのも聽かず
銭形平次捕物控:130 仏敵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“湛慶”の解説
湛慶(たんけい、承安3年(1173年) - 建長8年5月19日(1256年6月13日))は、鎌倉時代の慶派仏師。運慶のもうけた男子、次男康運、三男康弁、四男康勝など皆、仏師になったが、なかでも嫡男の湛慶は、運慶、快慶とならぶ大家として知られる。
(出典:Wikipedia)
湛
漢検準1級
部首:⽔
12画
慶
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“湛慶”で始まる語句
湛慶滝