湊入みなといり)” の例文
南蛮蝋燭の火がついているので、夜船の湊入みなといりの都合がよくなったと、道益の顔さえ見ればお世辞をいうようになった。
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
御船手御小人は、藩船を預り、湊入みなといり湊出みなとでのたびに船改めをする。
奥の海 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)