“渙発”の読み方と例文
読み方割合
かんぱつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから間もなく、大東亜戦争だいとうあせんそうがはじまった。十二月八日、突如、米英に宣戦の大詔たいしょう渙発かんぱつされた。英夫が予想もしなかった大事件である。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
「今は大詔の渙発かんぱつを待つだけだ」
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)