“渋江村”の読み方と例文
読み方割合
しぶえむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生と安の話から、渋江村しぶえむら司馬寮しばりょうの焼け跡というのを小耳にはさんだが、そこに何ごとかあって、先生はとんでいったものとみえる。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
お蓮様と丹波が、腹心の者十数名を引き連れて、近頃、この向島を遠く出はずれた渋江村しぶえむらりょうに、それとなく身をひそめて何事か画策していることを。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
さっき番太郎が、火事は渋江村しぶえむら、剣術大名司馬さまの御寮——といったのが、妙に耳についていてはなれない。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)