“渋川玄耳”の読み方と例文
読み方割合
しぶかわげんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
社内にもその時分渋川玄耳しぶかわげんじ氏だの岡鬼太郎おにたろう氏などの博学も多かったものですから、ゲラ刷りが出るや否や『ここはおかしい。ここの考証はちがっている』
親鸞の水脈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寄せる位の事は差支ない事としていたらしかったが——これは私が渋川玄耳しぶかわげんじ君から聞いた事であった——漱石氏は他の雑誌に書くとそれだけ新聞に書くべき物を
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
「警察回りならあるだろう。渋川玄耳しぶかわげんじ君(社会部長)に話しておく。明日でも、会ってみるがいい」
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)