“混血種”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいのこ50.0%
アヒノコダネ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ウルフ・ハウンドとダックスフントとの混血種（あいのこ）みたいな、……とても見てくれの悪い大きな犬なんですって、モリナーレの夫人（おくさま）が言ってらっしゃいましたわ」
陰獣トリステサ (新字新仮名) ／ 橘外男(著)
大分待たせた挙句に、まるで家宝でもあるかのように、両手に捧げて来た粗末な檻の中に蠢（うごめ）いていたのは、なるほどダックスフントとウルフ・ハウンドとの混血種（あいのこ）のような
陰獣トリステサ (新字新仮名) ／ 橘外男(著)
此は恐らく、秦氏が伝へた混血種（アヒノコダネ）の伝説であらうが、同じく桃太郎も、赫耶姫よりは河勝に似、或点却つて卵の王に似てゐる。
桃の伝説 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)